久々の友人と会った
今日は久々に友人と会うことになった。
元々以前の職場に同期で入社して以来意気投合し、
時には喧嘩もしながらお互いに切磋琢磨してきた仲でもある。
私自身にとっては大事な友人の一人で私がその職場を離職する際には、
「お前が辞めるならば、俺もこの会社にいる理由はない。」
とあっさりと彼も辞めてしまった事もあり、私にとっても彼にとっても
ある何かの強い結びつきをお互い感じている親友でもあり悪友でもある。
私から見て彼はかなりのキレ者で、洞察力と先見性の目を持っているように感じる。
離職後彼は、これからは携帯電話の普及の時代が来る!...そう感じたのだろう。
その当時ポケベルが流行り、携帯電話はアナログの時代。
まだ都会でも普及する前であったが、ある店舗に入社・入店後1年も経たずして店長の座に就く。
この時彼は25歳程。
しかしそれから何年経っただろうか?
携帯電話の普及に飽和が訪れる前、この業界は顧客ユーザの取り合い合戦が訪れ、
身の回りにはヘッドハンティング(いわゆる天下り)が訪れる。
その部分に彼は彼なりの何かを感じたのだろう。
確かキャッシュでその当時出たばかりのRX-7を購入した覚えがあるのだが、
それまでの地位も収入も関係ないね!とばかりに離職した、竹を割ったような人物なのである。(笑)
その後彼は車も必要ないだろうと売りに出し福岡に転居した。
その後音信不通に近い状態になっていたのだ。
きっと彼の事だ、何かに一区切りか段落がついたら連絡をくれるだろう...
そう思い、出来る限りこちらからの連絡は取らないようにした。
何処かでお互い変な結びつきがあるのだろう、時には彼が私に相談する事もあり
あえて厳しく一喝したのち、お前がその気なら何時でもこっちに戻って来い、喜んで出迎える...
と話をしていたのだが彼もその気になり、戻ろうかな?...
と言い残し、しばらくの音信不通が続いた。
...いつの間にか帰ってきてやんの。(爆)
半年も経たずしていつの間にかネットカフェの店長を任されていたらしいが、
色々な事情によりアホらしくなって辞めたという。(汗)
彼らしいといえば彼らしい。
世の中には「日常」を平穏に過ごしたいと願うタイプの人もいれば、
「非常」の中で生きたいというタイプの人もいるのかもしれない。
この2つのタイプで見ても、彼は間違いなく後者にあたる人物だ。
入籍・結婚・出産。
これら2文字の言葉が似つかわしくないタイプでもあるのかもしれない。
彼が言うに私もそのタイプらしいのだが、そんな事はどうでも良い。(汗)
長い前触れになったが、その彼と突然会う事になったのである。
そういう訳で、自分の仕事は後回しとばかりに車で出かける支度を整える。
だが私の支度の整えに非常が起こってしまった。
1町走った所でオーバーヒートの文字がメータに現れる。
...うわ!(笑)
慌てて車をわき道に入れボンネットを開くと温泉気分の湯気が立ったのだ。
しばらくエアコンから温風を出し様子を見た後エンジンを止める。
エンジンが冷えるのを待つ為に、冷却水の漏れ状況と走行経路の滴り具合を見て歩く。
その調子でしばらく歩くと自販機が目に付いた為水が売ってないかと期待したが、OUT。
仕方ないので自販機横にある空き缶ゴミを漁り^^;容量の多そうなペットボトルを2本確保。
明らかに怪しい行動でその付近を探索すると、運良く墓場に水道を見かけた。(笑)
運良くカギ式でない水道であった為、濯いだ後水を入れ車の元へ急ぐ。
注水した所ラジエータ内部のヒダが隠れたので、ラジエータキャップを半空きにし
圧力を逃がしエンジン始動し様子を見ながら別な公園へ走らせる。
公園まで水温メータは中央を指したまま。
これは自走で友人の車屋まで行けると思い公園で冷却水の残量を確認する。
だが、どうやら簡単に問屋は卸してくれないらしい。
3キロ程度しか走っていないのに残量が少ない。
公園でペットボトル片手に注水する。とにかく注水する。(笑)
5往復ぐらい公園内を歩き回っただろうか?
サブタンクはともかくとして、入れるといつの間にか減っている。
少しの上り傾斜の場所に車を止めた私が馬鹿だった。
後輪からその先のほうへ漏れた水が流れてやんの。 ̄|_|○
しばらく考えた後車屋の友人にヘルプを出す。
待ち時間中に漏れ箇所を確認した所、エンジンブロックにある黒い鉄板か配管受けなのか
分からない場所を発見、そこから漏れているようだ。
だがその付近にはチューブ等の配管は見当たらない。
後から友人に確認し知ったのだが、エンジンブロックには幾つかのメクラ蓋が付いてるのだとか。
エンジン製造工程上、冷却水経路をエンドミル加工する際、切りくずを除去する為の捨て穴が用意されているとか。
その捨て穴はエンジン本体組立時にメクラ板を叩き入れ塞ぐのだとか。
そのメクラ板にピンホールが開き冷却水が漏れたのだろうとの結論に至った。
メクラ板は1個当たり約100円程度也。
だが、明らかに場所が悪い。
目で追ってもある角度から一部が見え隠れする場所だけに、最悪はファンベルト付近の部品を
取り外さなければ、ハンマーで叩き入れ、カシメる事が出来ない場所だ。
だが運が良ければ、バッテリー除去だけで作業が出来そう。
メクラ板+交換用冷却水+作業量+忘れる所だったレッカー移動代。
幾らの請求が来るか、少しワクワク、ソワソワなのである。(汗)
ところで公園でたそがれ中、頭の上を何かが飛び回った。
ふと目を追うと、黄色のセキセイインコが飛んでいた。
鼻あたりが青っぽい所を見ると、オスであろうか?
指を突き出し読んでみた所かなり5センチ程と接近する場面もあった。
人間に慣れてると思う。
恐らくは人に飼われていたが、ある拍子で逃げてしまったのであろう。
明らかに私に意識し近くの近くに来るが、何処かで警戒しているのか指には止まってこない。
お腹すいてないかな?
こんな所にいると、ネコや他の野鳥に襲われないだろうかな?
そんな様子で手をかざし呼んでいたところ、付近を運動中だった年配の方や近所の方が近寄ってくる。
どうやら私が取り逃がしたと勘違いしザワザワと寄ってきたらしい。^^;
ホレ!とばかりに、ボンネットが開いたまま、スパナが置いたままの車を指差す。
しばらくは何処の誰か知らない人通しでインコの話や捕らえられないかと心配する。
少し不思議な時間が経過する。
昔の記憶なのだが、幼少時代にセキセイインコをオスとメスで飼っていた次期があった。
メスが病気にかかり死んでしまったのだが、それを追うようにしてオスも死んでしまった。
そういう経緯があるからなのか分からないが、鳥も人間同様に寂しがり屋なのだと感じている。
もし私が今、インコを飼う事になってもオスとメスで飼うだろう。
でも枝に留まっている、そのインコは、この大空の下を一匹で飛んでいる。
よっぽどな運が見方をしない限りメスとはめぐり合う事は出来ないのかな?
と気がかりに感じていたがそんなインコは、ボンネットを開け嘆いていた私の頭の上を飛んでいたのだ。
指を突き出すと、インコのしぐさの一つでもある首をかしげる動作もした。
「お前、俺に構っててもいいの?」
そういいたかったのだろうか?^^;
しばらくすると友人が駆けつけその場を離れたのだが、今でも少し気がかりといえば気がかりになる。
という事で久々に歩いたので、明日又は明後日は運動不足にならない事を期待したい。
親友の友人は、結局、鹿児島市内から私の住む地域まできてくれたのでした。
久々の投稿なのに、長文・読みづらい、すみません。(大汗)
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